年内の利上げ観測と、まだ決まっていないこと
大半の参加者は、年末までにもう一度利上げすることが適切となる可能性が高いとみていました。一方、各会合では先入観を持たず、新たな情報と経済見通し、リスクの変化を踏まえて判断する姿勢も示されています。
議事要旨は9月15~16日の議論を記録したもので、10月の新たな金利決定ではありません。9月の0.25ポイント引き上げ後の誘導目標は3.75~4.00%です。
年末金利の見通しも上方修正
2026年末と2027年末の金利予測中央値は、いずれも4.1%です。6月時点の3.8%、3.6%から上がりました。これは目標レンジの中点予測を丸めた値で、現在の金利や将来の政策の確約ではありません。
2026年のPCE物価とコアPCE物価の上昇率予測中央値は3.7%と3.4%で、6月の3.6%と3.3%を上回りました。成長率は2.3%、失業率は4.1%です。成長率・物価は第4四半期の前年同期比、失業率は第4四半期平均を示します。
公式資料・2026年10月9日確認
決定内容と次の日程
01
政策決定・0.25ポイント利上げ
誘導目標は3.75~4.00%。12人の投票者全員が賛成しました。
02
年末予測・中央値4.1%
2026年末の予測値であり、現在の政策金利ではありません。次回の利上げを約束する数字でもありません。
03
次回会合・10月27~28日
カウントダウンは次回の政策発表までの時間です。9月の結果は本文に掲載しています。
9月の政策決定について
10月の利上げが決まったという意味ですか?
いいえ。年内の追加利上げに関する見方は条件付きであり、9月会合時点の判断です。10月会合での変更を約束するものではありません。
今回の利上げ幅は?
0.25ポイントです。誘導目標は3.50~3.75%から3.75~4.00%となり、採決は12対0でした。
4.1%は現在の政策金利ですか?
いいえ。現在の誘導目標は3.75~4.00%です。4.1%は年末の目標レンジ中点に関する予測中央値を丸めた値です。
次回FOMCはいつですか?
米国時間2026年10月27~28日です。9月の金利予測は、次回の決定を確約するものではありません。